2009年2月

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  Nikon D2Xs /AF-S VR 70-300mm (140mm)

2009/02/28

 夕方、1時間時間が作れたので、VR70-300の試し撮りもかねて、夕方観察したかったモモンガ穴へ。このモモンガ穴、2007年に観察していた際には、13頭入っていた穴だ。今日は、時間制限があるので、途中までしか見れないが、いったい何頭はいっているのか、わくわくしてくる。
 だんだんと暗くなってくると、、、と、いってもまだまだ、目で見えるし、写真にも写る時間帯だが、1頭、また1頭と出てきた。最初に出たのが、5:09分。上のカットに写っているのは、4、5、6番目に出てきた3頭で、5:23分。そのあとも、次々出てくる。このあと、5:45分まで現場で観察していたのだけれど、10頭まで確認できた。まだまだ入っているかもしれないが、時間切れで撤収。
 さてさて、VR70-300だけど、300mm側だと、ピントが甘い印象だが、150mmくらいまでは、シャープだ。今日のカットは、140mmでの撮影。絞りはF8。シャッタースピードは、1/2秒。ISO100。三脚使用。モモンガの部分を100%表示して切り出したのが、下の画像だけれど、これだけ写っていれば、満足。満足。

  
  Nikon D2Xs /AF-S VR 70-300mm (140mm) 等倍切り出し

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2009/02/26

 朝からパソコンの前で鳥類のレッドリストのプリントを広げ、パソコン作業。昼過ぎになって、注文していた物が届いた。VR70-300。届いてしまったからには、試さずにはいられない。パソコン作業を1時間ほど中断して、外へ出た。
 VR(手ぶれ補正機能)を試すため、今日のところは常にVRはONの設定で。雪原を行くエゾシカがいたので、レンズを向けてみた。VR、驚く程よく止まる。70から300ミリという焦点距離も使いやすい。そして、所有している70-200に比べて、軽くてコンパクト。お気に入りのシグマ17-70とあわせて使えば、効果的で、森歩きも一段と楽しくなると思う。

  
  Nikon D2Xs /AF-S VR 70-300mm

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2009/02/24

 保育所帰りの息子を誘い、道の駅へ。お目当ては、これ。「アイスキャンドルの灯りを楽しむゆうべ」。
 会場には、保育所のおともだちも、たくさんきていて、息子はぼくを置き去りにしておともだちと遊び回っている。元気でいいぞ!
 もちろん、屋台もにぎわっている。僕ら親子は、たこやきと、ヤマメの塩焼きと、エゾシカのカツとフランクと、山菜ご飯で、夕食にすることにした。たまには、こんな夕食も良いものです。

  

 

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  Nikon D2Xs AF300F2.8

2009/02/23

 富良野へ買い物に出かけた。ついでに、鳥沼で、コガモを撮ることに。逃げないで近くに寄って来る個体もいて、撮りやすい。けれど、人見知りな連中も、もちろんいる。そんな個体を探して、こっそり見ちゃうような、そんなシーンも、嫌いじゃない。

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2009/02/21

 名も無き雪山に登ってきました。目指すピークまであと少し。見上げると、雲は近く、空は蒼くきれいだ。おそらく、僕が初登頂だろう。そして、この先、だれもピークを極める者は無いだろう。
 タネあかしをすると、家の前の、除雪車が押して行った雪山。雪山には違いないでしょ(笑)。すでに、車庫より高い高さまで積み上がっている。
 昨日は、かなり積もり、夜に雪なげしたのだけれど、朝起きてみると、また積もっている!息子を連れて雪なげに出るが、結局、雪遊びになってしまった。遊び疲れて部屋に帰る息子を見送り、一人で雪なげに汗を流した午前中。

  

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          Nikon D2Xs AF300F2.8 ×1.4テレコン 

2009/02/18

 朝からパソコン作業が続いていたので 、少し息抜きしようと思った。さて、外に出るかな。どうしようかな。結局、部屋の中で久しく触っていな機材をいじくることに。
 超音波モーターを内蔵する以前のサンニッパ。古いレンズだけれど、そんなに悪くない。テレコン付けても、なかなか写ってくれる。
 本棚の方へレンズを向ける。本棚は、写真の十数倍もの面積を絵本が占領しているのだけど 、狭い部屋の中での望遠レンズ使用なので、一部しか写らない。
 そういえば、このレンズ、300mmだな。良く写るし、無理してVR70-300買うのやめようかな。でも、サンニッパじゃポケットに入らないしなぁ。貧乏人は悩むのであります(笑)

  
  Nikon D2Xs AF300F2.8

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2009/02/16

 ニニウや鬼峠について学ぶフォーラムと、スノーシューで鬼峠を越えるイベントの打ち合わせが今日あった。
 今年で3回目だが、過去2回、とても楽しい内容で、今年もきっと、楽しくなるはず!詳しい内容は後日告知します。 予定では、3/14を予定しているので、参加希望の方、興味のある方は僕の方までメールください。
  さてさて、30分遅れで打ち合わせ会場へ着いた僕。もう、大まかな話しは終わり、やはり、毎度のことながら飲みに突入(笑)。僕は、車なので、紅茶でお付き合い。この、毎度の飲んでる時間が、実は打ち合わせ以上に、実のある内容だったりするのです。今日も、みなさん、素敵です。

  

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2009/02/15

 先日お会いした写真家の武田さん。ぼくは、武田さんに会うたび、いろいろなヒントをもらい、刺激を受ける。とても頼れる先輩なのです。しかしながら、こまったこともあるのです。それは、武田さんの機材を見るたび、物欲が!今回も、欲しくてたまらなくなった機材があります。もちろん、D3Xは欲しいのですが、値段的に不可能なのでD3Xではありません。先日も書いたけれど、VR70-300。欲しくてたまりません。
  先ほど武田さんの日記に登場した人のサイトを拝見してみたら、日記のところに、武田さんに会った後、このレンズを購入したという記載が。この方も、武田さん効果なのでしょうか?ホント武田さんは、罪な人です(笑)。
  さて、購入資金をどうしよう。そこで、使用していないレンズをオークションに出品することにしました。と言っても、僕の機材は、知っている人はわかるだろうけど、どれもボロボロに使い込んだものばかり。でも、カメラバックの中に、使っていない、きれいなレンズを発見!これでいこう。オークションには初めての出品で、緊張しますが、現在、1件の入札がありました。なんだかうれしい!残り、あと4日、何人の人が興味を持ってくれるのか、わくわくします。

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2009/02/10

 先日斜里でお会いした写真家の武田さんが、札幌方面へ移動するという。途中に僕の住む村があるので、モモンガを見てゆきませんか?とお誘いした。そんな訳で、朝、5:30に待ち合わせ。待ち合わせ場所に向かうべく、玄関を出て車に行こうとすると、良い月が出ている。車に機材を積んでいると、「ゴロッ、ホッホー」とフクロウの声。どうやら川の対岸で鳴いているようだ。良い月にフクロウの声。楽しくなってくる。
  武田さんと現場につくと、まだ暗い。穴へ戻ってくる個体を待つことに。不意に背後で枝の折れる音を聞いた。樹冠を探すと一頭食事中だ。武田さんに大まかな場所を教えると、すぐに発見したようだ。さすがだ。その後、滑空して戻ってくる個体も見ることができ、「これは、いい!」と武田さんもモモンガの魅力を十分に感じてくれた様子。明るくなるまで現場で過ごし、僕はお弁当作りのため帰宅。武田さんは、次の撮影地へと、車を走らせた。

  

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2009/02/09

 宿の窓から夕闇の街を見た。週末の7日、8日と斜里へ行っていた。写真家の武田さんが九州より取材で北海道へ来ているので合流して「美味しいものを食べよう!」との企画。もう3回目で、恒例行事のようになっている。いつものメンバー4人の他に今回は、写真家の伊藤健次さんも、近くに来ているとのことで、お付き合いいただくことに。
  前回までは、車中泊だったので、アルコールは飲めなかったのだけど、今年は宿をとり、飲むことに。美味しいものを食べ、とても楽しいひとときで、あっという間に、閉店時間。楽しかったぁ。
  翌日は近くで被写体を探すが、あまり出ず。お天気も、雪。そうそう、武田さんの使っているD3X、良いそうです。僕はと言うと、とても買える値段ではないので、レンズの方に興味が。VR70-300。このレンズも、良いそうです。逆光には弱いということですが、理解して使えば重宝しそうです。すぐには買えませんが(笑)

  

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2009/02/05

 今日の画像は、モモンガがねぐら穴へ入る瞬間の連続写真だ。モモンガの撮影では久しぶりのストロボ撮影。長年、モモンガを観察してきて思ったのは、可能な限り、ストロボを使わずに撮影しようということ。そんな訳で、日の出後のわずかな時間や、日の入り前のわずかな時間に撮影を行ってきた。
  しかし、光量の少ない中、一連の動きを写し止めるのには、やはりストロボの力を借りなければならない。滑空シーンや、今日のような場合だ。実際の撮影までに、何日も時間をかけて観察し、大丈夫かどうか、見極める。今日のカットは、もしストロボを使わずに撮ったとしたら、ISO400で、絞り2.8、シャッター速度1/2秒いう条件。モモンガの動きは素早いので、写し止めることはできず、流れた画像になっているはずだ。ストロボを使用したおかげで、足の裏までくっきりと確認できる。拡大してみてみたら、爪の様子も見ることができた。
  ちなみに、僕とモモンガとの距離は50センチくらい。手を伸ばせば届く距離だ。レンズは15ミリフィッシュアイでの撮影だ。

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2009/02/03

 以前(2007/2/15)の雑記にも書いたのだけど、モモンガの体色、やはり、トドマツの樹皮に似ている。上の画像にモモンガがいるので、探してみてください。答えは、下の画像。
  そういえば、今シーズン、僕が、利用を把握しているモモンガ穴は全部で7カ所あるのだけど、そのうち、トドマツの穴が、4カ所もある。体色と樹皮が似ていることになにか関係があるのだろうか?と思ってしまう。実際は、寒くないか?とか、利用頭数と内部の状況だとかの理由のほうが大きいとは思うのだけど。

  

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2009/02/02

 暗い林道を進んでゆく。車を止め、少しゆくと、モモンガ穴だ。穴の下で待つのだけど、暗くてどこにピントが来ているのかよくわからない。でも、モモンガは、そんなことおかまいなしに、穴へと戻ってくる。 ISO400、1/2秒なので、被写体ぶれに注意しながら、シャッターを切る。こんな状況だと、高感度に強いD3が欲しくなる。上の画像は、見た目に近いのだけど、これじゃあ、良くわからないので、パソコンで明るくして穴の位置を入れてみたのが、下の画像だ。
  この穴、4頭確認していたのだけれど、今朝は初めて見る特徴の個体が2個体加わり、6頭確認できた。新顔の2個体は、食いしん坊らしく、ぼくが帰る頃になってもエサを食べていた。あまり食べ過ぎると、太って穴に入りにくくなることがある。5年ほど前、そんなモモンガを見たことがあるのだ(笑) 

  

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2009/02/01

 早起きをするとき、僕は目覚まし時計を使わない。というか、使えない。なぜかと言うと、となりで息子が寝ているから。きのうは4:30に起き、準備をし、5:15に家を出た。車で20分ほど走って現場着だ。
  実は、今日もきのうの現場の近くのモモンガ穴へ行くつもりでいた。そこには、2007年に13頭も利用していた穴がある。今年の利用頭数を見ておきたかったからだ。けれど、今朝は、目が覚めたら5:12。もう、間に合わない。なので、車で5分の違う穴へ行くことにした。、、、が、ここで油断して2度寝してしまった!なんで、2度ねって、こんなにも気持ちが良のだろう?「ハッ!」として目が覚め、時計を見ると、5:47。ヤバい!近いところに変更したとはいえ、空の色は、もう、穴へ帰ってくる個体がいてもいいような色をしている!あわてて穴へ向かう。
  林道を歩きながら、樹冠をを探すと、まだ戻らずにエサを食べている個体を発見。なんとかセーフだ。しかし、すでに戻った個体もいたようで、4頭中、2頭しか見れなかった。モモンガを探すとき、樹冠のシルエットはもちろん、フンなどの痕跡、それに、食痕も重要なヒントとなる。

  

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